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Butlr データへのアクセス方法:ダッシュボード、API、インテグレーション

概要

Butlr は、プライバシーファーストのセンシングデータを、さまざまな形で活用できる在室・活動・運用インテリジェンスに変換します。

Butlr Web アプリで直接データを確認するチームもあれば、API、Webhook、インテグレーションを通じて既存のシステムに Butlr のデータを取り込むチームもあります。最適なアクセス方法は、業務フロー、データの利用者、技術リソース、導入の目的によって異なります。

Butlr のデータには、主に次の 3 つの方法でアクセスできます。

  • Butlr Web アプリのダッシュボードと標準レポート
  • プログラムからアクセスするための API と Webhook
  • サードパーティ製システムとのインテグレーションと連携ワークフロー

Butlr のアプリケーションごとに専用の Web アプリがあります。Workplace+ は app.butlr.io、Care は care.butlr.io、Data Center は datacenter.butlr.io です。

一部の高度なレポート、カスタムワークフロー、インテグレーション、ソリューションモジュールは、別途有効化、設定、スコープ定義、サービスが必要になる場合があります。

利用できるデータ、機能、アクセス方法は、導入内容、アカウント権限、有効化されているモジュール、契約内容、インテグレーションの設定によって異なる場合があります。

Butlr のデータソースと 3 つのアクセス方法(ダッシュボードとレポート、API と Webhook、インテグレーションとワークフロー)

機能の提供範囲とアドオン

すべてのデータビュー、レポート、インテグレーション、ワークフローモジュールが、初期状態で有効になっているわけではありません。

利用できる機能は、次の条件によって異なる場合があります。

  • 導入形態
  • ハードウェア構成
  • アカウント権限
  • 有効化されている製品モジュール
  • インテグレーションの設定
  • 契約内容または作業範囲(SOW)

カスタムインサイトレポート、カスタムインテグレーション、自動化ワークフロー、スマートクリーニングやエネルギー最適化などのソリューションモジュールといった一部の高度な機能は、別途スコープ定義、設定、サービスが必要になる場合があります。

ご利用のアカウントに機能が含まれているかわからない場合は、Butlr の担当者またはサポートチームまでお問い合わせください。

1. ダッシュボード、標準レポート、カスタムインサイト

多くのユーザーにとって、Butlr のデータを確認・理解する最も簡単な方法は Butlr Web アプリです。

ダッシュボードと標準レポートは、カスタムインテグレーションを構築せずに、在室傾向の確認、ワークプレイスの活動状況のモニタリング、利用率の確認、関係者とのインサイト共有を行いたいユーザー向けに設計されています。

より踏み込んだ分析が必要な場合は、カスタムインサイトレポートやアドバイザリー成果物にも対応できます。これらは通常、個別にスコープを定義するもので、標準では含まれていない場合があります。

こんな方におすすめ

  • ワークプレイス・不動産チーム
  • ファシリティ・運用チーム
  • データセンター運用チーム
  • お客様側の管理者
  • ビジネス関係者
  • 視覚的なレポートや定期的なインサイトが必要なチーム

主なワークフロー

ダッシュボード、標準レポート、カスタムインサイトは、次のような業務に役立ちます。

  • リアルタイムの在室状況のモニタリング
  • 過去の利用率の確認
  • スペース、部屋、フロア、建物の比較
  • 人通りの多いエリアや利用の少ないエリアの特定
  • ワークプレイスの傾向の継続的な追跡
  • 標準レポートや個別のインサイト成果物の社内共有
  • 計画や運用上の意思決定の支援
  • データセンターにおけるラック・ゾーン単位の熱の状態のモニタリング

活用例

ワークプレイスチームは、ダッシュボードでどの会議室が最もよく使われているかを把握できます。

ファシリティチームは、トラフィックの傾向をもとに清掃スケジュールを計画できます。

不動産チームは、レポートをポートフォリオ計画やスペースの最適化に活用できます。

経営層は、特定のワークプレイス戦略、不動産、運用計画の取り組みに向けて、カスタムインサイトレポートを依頼できます。

データセンター運用チームは、サーマルデジタルツインでバスウェイのタップオフに生じたホットスポットを見つけ、サーバー負荷と照らし合わせて確認できます。

2. API と Webhook

API と Webhook を使うと、技術チームはプログラムから Butlr のデータにアクセスし、自社のシステム、アプリケーション、ワークフローで利用できます。

社内ダッシュボード、IWMS プラットフォーム、BMS、独自の分析ツール、運用ワークフローなど、Butlr Web アプリ以外の場所で Butlr のインテリジェンスを活用したい場合に便利です。

こんな方におすすめ

  • 開発者
  • データチーム
  • インテグレーションパートナー
  • 企業の IT チーム
  • 独自のアプリケーションを構築するお客様
  • 既存のシステム内で Butlr のデータを使いたいチーム

主なワークフロー

API と Webhook は、次のような用途に対応できます。

  • お客様のプラットフォームへの在室データの取り込み
  • リアルタイムの在室イベントや熱アラートイベントの外部システムへの送信
  • 在室状況や活動に基づくワークフローの起動
  • ダッシュボードや BI ツールへの Butlr データの接続
  • スペース、建物、運用に関するワークフローの自動化
  • Butlr のデータと社内の他のデータセットとの組み合わせ

活用例

お客様は、Butlr API を使って自社のワークプレイスプラットフォーム上に在室データを表示できます。

ビル運用チームは、Webhook を使って在室状況が変化したときにワークフローを起動できます。

データチームは、Butlr の在室データを予約データ、入退室カードのデータ、スペース計画のデータと組み合わせて、より深く分析できます。

API へのアクセス、Webhook の利用可否、レート制限、データ項目、インテグレーションのサポート範囲は、アカウントの設定や契約内容によって異なる場合があります。

データセンターチームは、熱アラートを既存の施設監視プラットフォームに送信できます。

開発者向けリソース

技術的なセットアップ、認証、エンドポイントの詳細、API のサンプルは Developer Docs で確認できます。

3. インテグレーションと連携ワークフロー

インテグレーションは、Butlr のデータをサードパーティ製システム、運用プラットフォーム、外部デバイスとつなぐものです。利用できるかどうかは、対象システム、技術要件、導入構成、有効化されているサービスによって異なります。

インテグレーションと API には、重要な違いが 1 つあります。

  • API と Webhook は、データにアクセスしたりデータを送信したりするための技術的なインターフェースです。
  • インテグレーションは、それらのインターフェースを使って構築された、実装済みのワークフローやシステム間の接続です。

インテグレーションには、Butlr のインテリジェンスをお客様のシステムへ送るものと、外部システムやサードパーティ製センサーのデータを Butlr に取り込んで運用上の文脈を補うものがあります。

アウトバウンドインテグレーション

アウトバウンドインテグレーションは、Butlr のデータを他のシステムへ送信します。

主な例は次のとおりです。

  • ビル管理システム(BMS)
  • 空調(HVAC)システム
  • IWMS プラットフォーム
  • 予約システム
  • スマートクリーニングのワークフロー
  • 施設監視プラットフォーム
  • アラートシステム
  • お客様独自のアプリケーション

インバウンドインテグレーション

インバウンドインテグレーションは、外部のシグナルや情報を Butlr プラットフォームに取り込みます。

例としては次のようなものがあります。

  • 一部のサードパーティ製センシングデバイス
  • ビルのテレメトリデータ
  • ベンダークラウドとの連携
  • 運用システムのデータ
  • BMC から取得するサーバーテレメトリ(データセンター)
  • 環境データやコンテキストデータ(対応環境のみ)

サードパーティ製のセンサーやデバイスは、独自のゲートウェイ、ベンダークラウド、API、または直接連携の経路を使う場合があります。必ずしも Butlr の Hive ゲートウェイを経由するとは限りません。

連携ワークフロー

連携ワークフローでは、Butlr のデータを他の運用システムと組み合わせて、次のような成果につなげられます。

  • 在室状況に応じた空調(HVAC)の自動制御
  • スマートクリーニング
  • スペース予約の最適化
  • 運用アラート
  • カスタムダッシュボード
  • 給電経路の熱アラート
  • ビルのパフォーマンス分析

インテグレーションを利用できるかどうかは、対象システム、導入要件、対応する構成、有効化されているモジュールによって異なります。

高度なソリューションモジュール

一部のワークフローは、標準のプラットフォーム機能ではなく、高度なソリューションモジュールとして提供される場合があります。

例としては次のようなものがあります。

  • スマートクリーニングのワークフロー
  • エネルギー最適化のワークフロー
  • ビルオートメーションのワークフロー
  • カスタム運用レポート
  • カスタムインサイトレポート

これらのモジュールには、追加の設定、インテグレーション作業、契約上のスコープ定義が必要になる場合があります。

最適なアクセス方法の選び方

どこから始めるかは、次のガイドを参考にしてください。

ダッシュボードとレポートが適しているケース

  • データをすばやく確認したい
  • 標準的なインサイトをビジネスユーザーと共有したい
  • ワークプレイスの傾向を確認したい
  • 在室状況や利用率をモニタリングしたい
  • 独自開発を避けたい
  • より深い分析が必要なときに、カスタムレポートや個別のインサイトを活用したい

API と Webhook が適しているケース

  • 独自のアプリケーションを構築したい
  • 自社のプラットフォームに Butlr のデータを取り込みたい
  • ワークフローを自動化したい
  • リアルタイムでイベントを起動したい
  • Butlr のデータを他のデータセットと組み合わせたい
  • 開発者主導のインテグレーションを進めたい

インテグレーションが適しているケース

  • Butlr を既存の運用システムにつなぎたい
  • BMS、空調(HVAC)、IWMS、予約、アラートのワークフローに対応したい
  • サードパーティ製システムのデータを Butlr に取り込みたい
  • 複数のツールで Butlr のインサイトを業務に活かしたい
  • エンドツーエンドの自動化を実現したい
  • スマートクリーニングやエネルギー最適化などの高度なソリューションモジュールを使いたい

複数のアクセス方法を併用する組織も多くあります。たとえば、ワークプレイスチームはダッシュボードで分析し、IT チームは API を使って同じデータを社内のワークプレイスプラットフォームに送る、といった使い方です。

主なデータの種類

導入内容と権限に応じて、Butlr のデータには次のようなものが含まれます。

  • 在室データ
  • トラフィックデータ
  • 利用率の指標
  • 機器の表面温度とホットスポットのデータ
  • 部屋、ゾーン、フロア単位の傾向
  • 過去データの分析
  • イベントデータ・アラートデータ
  • デバイスと導入環境のステータス
  • スペースのメタデータ
  • サードパーティ製システムや運用に関する情報(対応環境のみ)

利用できるデータは、センシングモード、ハードウェアの種類、導入構成、有効化されている製品機能、アカウント権限によって異なる場合があります。

アクセスと権限

Butlr のデータへのアクセスは、アカウントの設定、ロール、権限、有効化されているモジュール、インテグレーションの設定によって管理されます。

ダッシュボードのみにアクセスできるユーザーもいれば、管理ツール、API の認証情報、レポート、インテグレーションの設定にアクセスできるユーザーもいます。

一部の高度なワークフロー、ソリューションモジュール、カスタム成果物は、アカウントで利用できるようになる前に、追加の有効化やスコープ定義が必要になる場合があります。

想定しているデータや機能が表示されない場合は、社内の Butlr 管理者に確認するか、Butlr サポートチームまでお問い合わせください。

利用開始チェックリスト

次のチェックリストを使って、Butlr のデータへの最適なアクセス方法を判断してください。

1. 主なユースケースを明確にする

次のどれが必要かを決めます。

  • ダッシュボードでデータを確認する
  • インテグレーションを構築する
  • ワークフローを自動化する
  • 分析用にデータをエクスポートする
  • 既存のシステムに接続する
  • カスタムインサイトレポートや高度なソリューションモジュールを依頼する

2. データの利用者を明確にする

データを使うのは誰かを確認します。

  • ワークプレイスチーム
  • ファシリティチーム
  • 不動産チーム
  • ケアチーム
  • データセンター運用チーム
  • 開発者
  • ビル運用チーム
  • 外部システム

3. アクセス方法を選ぶ

最適な出発点を選びます。

  • ダッシュボードと標準レポートには Butlr Web アプリを使う
  • API と Webhook については Developer Docs を参照する
  • 連携ワークフローのインテグレーションは Butlr と協力して進める
  • カスタムレポート、高度なソリューションモジュール、個別のサービスについては Butlr に問い合わせる

4. 権限と有効化されている機能を確認する

アカウントが、適切な組織、サイト、機能、認証情報、有効化されたモジュールにアクセスできることを確認します。

5. データを検証する

運用ワークフローでデータを使う前に、導入状況、スペースの設定、センシングモード、データ品質がユースケースに適しているかを確認します。

よくある質問

すべてのダッシュボード、レポート、インテグレーション、ソリューションモジュールが標準で含まれていますか?

いいえ。利用できる機能は、導入内容、アカウントの設定、権限、有効化されているモジュール、契約内容によって異なります。

カスタムインサイトレポート、カスタムインテグレーション、自動化ワークフロー、スマートクリーニングやエネルギー最適化などのソリューションモジュールといった一部の高度な機能は、別途スコープ定義、設定、サービスが必要になる場合があります。

Butlr Web アプリを使わずに Butlr のデータを利用できますか?

はい。API、Webhook、インテグレーションを通じて Butlr のデータにアクセスし、自社のシステムに表示しているお客様もいます。

ダッシュボードと API では同じデータが表示されますか?

元になるプラットフォームのデータは同じ場合がありますが、形式、タイミング、集計方法、利用できる項目は、ダッシュボード、API エンドポイント、センシングモード、設定によって異なることがあります。

サードパーティ製センサーは Butlr の Hive ゲートウェイ経由で接続しますか?

必ずしもそうではありません。サードパーティ製デバイスは、独自のゲートウェイ、ベンダークラウド、API、または直接連携の経路を使う場合があります。

Butlr のデータで他のシステムのワークフローを起動できますか?

はい、設定次第で可能です。アラート、空調(HVAC)の最適化、スマートクリーニング、会議室予約、独自の業務自動化などのワークフローに Butlr のデータを活用できます。

開発者向けの詳しい情報はどこで確認できますか?

API の認証、エンドポイントの詳細、Webhook、スキーマ、インテグレーションの例については、Developer Docs を参照してください。

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