Heatic 2+ センサーで使用できるさまざまなマウントの種類と、センサーモードごとの各種設置面への取り付け手順についてご説明します。
Heatic センサー(Butlr の熱を利用した人感センサー)を設置する際の一般的な考慮事項と制限事項については、「Heatic センサーの設置ガイドライン:主な考慮事項と制限事項」をご覧ください。
マウントの種類
概要
標準マウント/ブラケット(Butlr 製)
マウントなしでの取り付け
マグネットによる取り付け
特殊なケース向けの追加ディスクマグネット:
Heatic 2+ をスチール面に直接取り付ける場合、設計上、センサー背面の内蔵マグネットと取り付け面の間にわずかな隙間(1 mm 未満)が生じることがあります。まれなケースですが、より強力に固定したい場合や、取り付け面の磁性のある部分が小さい、または点在している場合は、センサー背面に追加のディスクマグネットを組み付けることで、磁力による接触を強化できます。これにより接触面積が増え、より強い磁力が得られます。
センサー背面からのネジ固定
結束バンド
センサーの結束バンド用の穴に結束バンドを通し、パイプ、吊り下げ器具、照明器具などにセンサーを固定します。
天井用マウントの使用
取り付け方法
壁面用マウントの使用
取り付け方法:
取り外し防止用の固定具
セキュリティを高めるため、サムナットを使用してセンサーの無断での取り外しを防ぎます。サムナットにより、センサーを壁面用マウントやドロップロッドにしっかり固定できます。
組み立て方法:
マグネット式壁面用マウント
必要に応じて、組み立て済みのマグネット式壁面用マウントをフルフィルメントチームにご依頼ください。
ドロップロッドのオプション(天井高が 3.2 m(10.5 ft)を超える場合)
スタッドのねじ規格:3/8"-16
長さ調整式ドロップロッド
長さの範囲:
- 0.5~1 m
- 1~2 m
組み立て方法:
全ねじロッド
0.5 m より短い、または 2 m より長い長さが必要な場合は、3/8" の全ねじロッドを使用できます。さまざまな長さがあり、設置に合わせて調整できます。
対応する全ねじロッドとビームクランプの規格:3/8"-16
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さまざまな長さのロッドを調達できます。
ロッドの天井への固定方法
ビームクランプを使用する場合:
アンカーを使用する場合:
取り付けプレートを使用する場合:
穴あけ不要の接着による方法:
- スチールディスクの片面に建築用接着剤を塗布します(屋内のコンクリートには Loctite PL Marine adhesive を推奨。約 3.8 cm(1.5 in)のプレートで約 272 kg(600 lb)の耐荷重)。
- 接着剤を 24 時間硬化させます(指触乾燥時間は 20~30 分で、揮発性化合物は放出しません)。
- ディスクマグネットをユニバーサルジョイントとロッドに組み付けます。
- 自動垂直調整機能付きの長さ調整式ドロップロッドをスチールディスクに取り付けます。
旧世代マウントへの取り付け
Heatic 2+ は Heatic 1/2 用のマウントと完全に互換性があります。次の点をご確認ください。
- マウントの矢印が Heatic 2+ の矢印と同じ向きになっていること
- マウントがセンサーに隙間なくしっかり取り付けられていること
接着剤の使用(穴あけ不要の方法)
接着剤による取り付けは、ご要望に応じて天井用マウントと壁面用マウントのどちらにも対応できます。ただし、硬化に長い時間がかかり、接着強度が施工手順や設置面の状態に左右されるため、一般的には推奨しません。接着剤による取り付けをご依頼いただく前に、必ず Butlr チームにご相談ください。
接着剤(推奨:Loctite PL Marine adhesive)は、主に次のような場合に使用します。
穴あけができず、磁性もない面:
アルミニウム
ガラス
化粧木パネル
大理石
タイル/セラミック
コンクリート/レンガ
特殊な設置条件:
センサーの視野角(FOV)や PIR 機能が妨げられるおそれがある場合
重要:十分な接着力を確保するには、正しい施工が不可欠です。最適な性能を得るため、必ず Butlr が推奨する手順に従ってください。
VHB テープのみでの固定は行わないでください。
天井への取り付け:
壁面への取り付け:
接着したマウントの取り外し:
- 取り付けプレートの周囲にコーキングリムーバージェル(推奨:CAULK-BE-GONE® Latex Caulk Remover)を塗布し、接着剤を軟らかくします。
- 取り付けプレートと設置面の隙間にスクレーパーを差し込み、ゆっくりとこじって外します。
- 残った接着剤に、コーキングリムーバージェルをさらに塗布します。
- スクレーパーで残留物を削り取ります。
センサー/マウントの設置
概要
コンクリート、レンガ、石材、石膏ボード:M4 の壁用ネジとアンカーを使用して、マウントを設置面に固定します。
木材:M4 ネジを使用し、設置面に直接ねじ込みます。
天井タイル、T バー天井、金属製の梁、その他の磁性のある面:センサーを磁性面に直接取り付けます。
Heatic 2+ と Hive の配置
メッシュの性能を最適にするには、次のようにします。
- Hive のゲートウェイアンテナを Heatic 2+ センサーの方向に向けます。
- Heatic 2+ の PIR センサーが Hive と反対の方向を向くようにします。
詳しくは「セルラータイプの Hive(モデル:GWDSRSCL2)設置ガイド」をご覧ください。
トラフィックセンサーの取り付け
センサーは、取り付け図で「推奨」(😄)と示された位置にのみ設置してください。
推奨されない位置(😑、🙁、❌)にやむを得ず設置する場合は、導入後にチケットを提出して Butlr サポートチームにお知らせください。
次のような「やむを得ない」取り付けは、すべて報告が必要です。
- ドア枠の下端から 5 cm を超えて上に設置した場合
- 壁からの距離(d)が許容範囲外の場合(以下のセクションの d_min < d < d_max を参照)
- ドアの中央に設置されていない場合
- 両開きドア、またはドアラインが重なる位置に設置した場合
- 検知範囲内で反射面やガラス面に向いている場合
- ドア幅の一部が検知範囲外になっている場合(ほかにまったく選択肢がない場合、またはお客様の強い要望による場合)
- 非常口や倉庫のドア(ほとんど使われない場合でも)が検知範囲外になっている場合(お客様の強い要望による場合)
壁面への取り付け
開放された出入口/ドアの場合
ドアが常に開いている、またはドアがない出入口にトラフィックセンサーを壁面取り付けする場合、最適な取り付け位置は開口部の中央です。片開きドアの場合は、出入口の上部であれば、端でも中央でもかまいません。両開きドアや幅の広い出入口では、検知範囲の幅が十分に見えても、出入口の端には設置しないでください。
ドアが閉まっている場合
ドアが通常閉まっている出入口にトラフィックセンサーを壁面取り付けする場合は、戸当たり側(ドアストップ側)への取り付けを推奨します(下図参照)。フレームレート(fps)が低い、取り付けに制約があるなどの理由で難しい場合は、蝶番側に取り付けてもかまいません。ただし、検知精度に大きな影響が出ないよう、以下の手順に従って設置してください。
戸当たり側(ドアストップ側)に設置(推奨)
蝶番側に設置(やむを得ない場合を除き非推奨)
取り付け高さの制限
上図に示した通常の設置高さと検知範囲の幅の制限に加えて、最適な検知精度を確保するには、壁面用マウントの下端からドア/出入口の開口部までの距離(x)も一定の範囲内に収める必要があります。Heatic 2+ は、x が 5 cm 以下のときに最も高い性能を発揮します。x ≥ 10 cm となる位置には設置しないでください。検知精度に大きく影響します。
天井への取り付け
出入口付近で Heatic 2+ のトラフィックモードセンサーを天井に取り付ける場合、最適な性能を得るには、センサーと壁との距離(d)が次の範囲内に収まっている必要があります。
d_min < d < d_max
設置場所の「ドア開口部から天井までの高さ」と「床から天井までの高さ」をもとに、下の表で d_min と d_max を確認してください。Butlr の社内チームと認定パートナーは、Google Sheet Calculator を使って d の範囲を算出することもできます。
取り付け位置が決まったら、Studio(Butlr Install App)でさまざまな設置高さを入力し、センサーの検知範囲をプレビューしてください。
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